更新日 2012年11月26日 15時15分
電子入札システムにおいて、落札となるべき同価の入札をした者が2者以上いる場合は、電子くじにより落札者を決定します。電子くじは次の手順で落札者を決定します。
次の数式で得られた余りと『入札順位』の数値が一致した入札者が落札者となります。
【数式】電子くじ実施対象者の『確定くじ番号』の和 ÷ 電子くじ実施対象者数
電子くじで当選者を判定するまでの一例です。電子くじの仕様の説明と合わせてご確認ください。
A社、B社、C社、D社、E社、F社が次のような入札を行ったとします。
電子くじ実施対象者を抽出し、仕様に従って入札順位が割り当てられます。
入札参加者 |
入札金額 |
入力くじ |
入札書提出日時 |
システム |
確定くじ番号 |
くじ対象 |
入札 |
A社 |
5,000,000 |
343 |
H16.11.1 12時00分12秒 |
412 |
755(343+412) |
○ |
0 |
B社 |
6,000,000 |
566 |
H16.11.1 16時12分25秒 |
545 |
111(566+545) |
|
|
C社 |
5,000,000 |
887 |
H16.11.2 9時05分55秒 |
355 |
242(887+355) |
○ |
1 |
D社 |
5,500,000 |
001 |
H16.11.2 15時13分30秒 |
410 |
411(001+410) |
|
|
E社 |
5,000,000 |
909 |
H16.11.4 16時09分33秒 |
573 |
482(909+573) |
○ |
2 |
F社 |
5,000,000 |
776 |
H16.11.5 15時10分00秒 |
400 |
176(776+400) |
○ |
3 |
当選者の計算を行います。
(755+242+482+176)÷4=413 余り 3
余りが3となりますので、『入札順位』の値が3であるF社が落札者となります。